膝関節は大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)、膝蓋骨(膝のお皿)の3つから構成されています。
周囲は靭帯や半月板等に保護されており、関節内にある半月板は衝撃を吸収するクッションの役割を担っています。
膝関節は、私たちが「立つ」「歩く」「しゃがむ」「走る」といった日常のすべての動作をスムーズにこなすために欠かせない関節です。体の中でも特に大きな負荷がかかる場所で、歩くだけでも体重の2〜3倍、走ると5倍以上の衝撃がかかると言われています。その衝撃をうまく吸収してくれるのが、膝にある軟骨や半月板、そしてまわりの筋肉や靭帯の働きです。
膝の痛みは加齢が原因と言われやすいですが、年齢だけでなく「身体の使い方」や「生活習慣」によっても起こります。
また怪我がなくても日常生活の中で少しずつ負担が積み重なり、痛みが出てしまうことが多いです。
膝痛といっても原因は人によって様々です。
大きく分けると「機能的な原因」「構造的な原因」の二つがあります。
「レントゲンやMRIで異常が見られないもの」、「関節の動きや筋肉の使い方のアンバランス」が痛みを引き起こします。
実は膝の痛みは膝そのものの問題だけでなく股関節、骨盤、足首、さらに上半身などのバランスが崩れて起こるものも多くあります。
例えば普段の不良姿勢や歩き方、筋肉の使い方の偏りが続くと膝に過度に負担がかかり軟骨や靭帯、筋肉、筋膜などの組織にストレスがかかり痛みにつながってしまいます。
筋肉量の低下も膝痛に関与しており、膝の曲げ伸ばしに使われる筋肉が衰えてしまうと、関節への負担が大きくなり軟骨の摩耗がすすみ、膝の痛みにつながります。
骨や軟骨、靭帯などに損傷がおこります。
中高年の女性に多い膝の痛みです。
長年の負担により関節のクッションである軟骨がすり減ることで変形し、痛みや腫れがおこります。
歩き始めや立ち上がりに痛みや違和感を感じ、症状が悪化すると安静にしても痛みが続き、歩くのも難しくなり、筋力も低下しさらに関節の負担が増えるという悪循環に陥りやすくなってしまいます。
スポーツや日常生活での怪我で半月板を損傷してしまうと膝の曲げ伸ばしの際や挟み込まれるような痛みを感じる事があります。
半月板は年齢を重ねるごとに変性していくので少しの運動でも半月板を痛めやすくなる可能性があります。
他にも靭帯や膝のお皿周囲の組織にストレスがかかり痛みがでてしまいます。
上記に当てはまる方は年齢に関係なく膝を痛めてしまいやすいので、注意が必要です。
膝の痛みを改善し防ぐためには原因に対して適切な施術を行う必要があります。
また、日常生活での身体の使い方にも目を向けて改善していきましょう。
膝の痛みは必ず膝にあるとは限りません。
骨盤、股関節や足首の歪みにより膝に過剰に負荷がかかります。脚だけでなく猫背など不良姿勢も痛みや変形の引き金になってしまいます。
そのため膝だけでなく、骨盤や股関節、足首、上半身など全身の歪みを整えて膝にかかる負担を減らすのが大事です。
また、無理のない範囲で股関節、膝周囲の筋力アップ等エクササイズを取り入れてバランスよく身体を動かせるようにしていきましょう。
変形性膝関節症になると痛みのせいで身体を動かす事が減ってしまいますが、安静にしすぎても運動不足になりさらに筋力低下や体重の増加がおこり悪循環になってしまいます。
そのために膝への負担を減らしていきながらも水中ウォーキングなど膝への負担が少ない運動からはじめて筋力アップを目指す事が痛みを減らしていくためにも大切です。
半月板自体は血流が少なく自然修復が難しい部分ですが、周囲の組織の動きを変える事で膝へのストレスを軽減する事は可能です。痛みや腫れがひどい場合は安静にする事も大事です。
日々の生活や不良姿勢、加齢、スポーツで脚の酷使など常に膝にストレスがかかる事でそれが積み重なり痛みを引き起こしてしまいます。
膝にストレスがかかり続けるとそれをかばうことで腰や肩など他の症状を引き起こす可能性もあるので早めの改善が必要です。
当院では全身整体にて膝の負担を減らすためにお身体のバランスを整え、鍼灸施術で痛みの緩和や筋肉の緊張を和らげる事で膝の痛みの軽減をメインにさせていただきます。